2012/03/28

アスタリスク(LAN内)やってみた サーバ設定編

メインメニューは3つ
Voicemail & Recordings(ARI)
Flash Operator Panel(FOP)
FreePBX Administration


まずFreePBX Administration に入る
(ARI は”Asteriskのユーザ”毎のセッティングと見た。
まだユーザ作ってないので後で。FOPは監視ツール的なものぽい)
================================================
!ログインPWはOSのrootとは別
ID: freepbx
PW: fpbx
================================================

ちなみにFreePBX Adminの"Recordings"タブでARI に、
"Panel"タブでFOPに行けるぽい

最初にシステムステータスが出てる。この段階だとConfファイルが無いとか
PWが初期値だから変えたほうが良いとか出てるはず。

#旧バージョンにはあると書かれてるセットアップウィザードがどうも始まらないので
#手で設定する。

#ITproの記事に従うと・・・
#起動時設定
#1:アナログポートをシカトする - Verify Analog Ports
#2:内線番号の桁数を決める - Local Extensions are
#3:最初の番号を何にするか - First Extension Number
#4:とりあえずスキップ - Service Provider
#5:内線番号とユーザパスワード設定 - User Extentions
#6:Asteriskのユーザ登録はスキップ


■まずモジュールアップデートをする
左メニューのAdmin-Module Admin から「 Check for updates online 」を選択
現段階ではよくわからないので、既にインストールされているモジュールに関して、
アップグレードできるものはアップグレードする。

アップグレードできるモジュールの右側のメッセージ部分が赤く表示され、
バージョン名が記載されている。

そのモジュール名を選択するとプルダウンして
「 Action 」「 Desciption 」「 Changelog 」
の3つの項目が現れる。

「 Action 」項目にある「 upgradeable 」のラジオボタンにチェックを入れる。

アップグレード可能なモジュール全てにチェックをいれた後、一番下(もしくは画面右上)の
Download all Upgrade all 」の右側のボタン2つのうち「 Process 」を押す。

確認の為のオレンジ色のウインドが出て、同意するとアップグレードが始まる。

完了するとオレンジ画面の一番下に「Return」メニューが出るのでクリックすれば終了

※アップデートが途中で止まったら完了するまでやり直すとヨシ。
強制終了でその後クライアントがレジストできない現象に悩まされたので。


■内線登録をする(クライアント=内線番号の数だけ実施)
ExtensionsからGeneric SIP Deviceを追加

User Extension の項目に内線番号を指定
Display Name の項目にこの内線の名前を指定

~以下 Devaice Options の項目まで設定はいじらず・・・~

secret の項目に内線番号に対するパスワードを指定
dtmfmode の項目を rfc2833 から inband に変更

これで完了。

クライアントの設定に続く

2012/03/26

アスタリスク(LAN内)やってみた インスコ編

http://www.asterisk.org/
↑のDownLoadページ(http://www.asterisk.org/downloads) から
AsteriskNOW → AsteriskNOW 1.7.1 32-bit ISO Image を落とす。

※AsteriskNOW は LinuxOS + Asterisk のフルパッケージ。CentOSらしい。
 64bitのもあるが今回は32bitのにした。(おそらく)入手しやすい32bitの
 情報と色々食い違っても、何がどう違うのか判断に迷うので。

落としたisoを光学メディアに書き込み。

光学メディアから起動してインスコ。


インスコオプションは
バージョン1.6 or 1.4 で freePBX付 or AsteriskGUI付 or Asteriskのみ
いれるかを選ぶ全6通り。
→最新1.6+今のデフォのfreePBX付をチョイス
(AsteriskGUI は Ver1.5βより前まで使われてたIP-PBXらしい)
 とはいえ1.6は2012年4月でEoS。今やるなら1.8にした方が良いと言われている。
 が、そうするとAsteriskNowのような統合パッケでなくて、自分でOSと別に
 インスコする必要がある。

あとは普通にCentOSのインスコ。HDDのパーティション分けや
rootのPW設定、タイムゾーンの設定などして、終わるまで待つ。

促されてリブートすると、rootでログインして setup コマンドを
実行するようCUIで要求されるので仰せの通りにする。

以下4つの設定メニューが出る
 Authentication - 認証方法
 Firewall - SELinuxやFW設定
 Network - IPアドレスの手動設定など(鯖なので固定IPアドレス運用がよい)
 System Services - 起動時に自動実行されるサービスの選択
 ※IPv6とBluetoothは切ってみた。

設定を終えて exit で抜けると Asterisk が起動してログイン画面へ。

★SELINUXの無効化
chkconfig iptables off
chkconfig ip6tables off
setenforce 0
sed -i 's/SELINUX=enforcing/SELINUX=disabled/g' /etc/sysconfig/selinux

 ※sed 文字列の置換。-iは大文字小文字を区別しないオプション。
's/パターン1/パターン2/g' 最初のsでパターン1をパターン2に置換。
最後のgで1行内に繰り返しパターン1が登場した場合も
置換対象にすることを示す。/etc/~以降は対象ファイル。

★ネームサーバ設定
(IPアドレスを固定運用するのでこれを書いておかないと
 FreePBXがアップデートのリポジトリを見に行けない)
# vi /etc/resolv.conf

nameserver 192.168.1.1

★ロケールをja_JP.utf-8に変更
vi /etc/sysconfig/i18n

LANG=ja_JP.eucJP

LANG=”ja_JP.utf-8″

★不要サービスの停止
・デバイス・インターフェイス
chkconfig bluetooth off
chkconfig cups off
chkconfig pcscd off
chkconfig hidd off
chkconfig irda off
chkconfig acpid off
chkconfig apmd off
chkconfig microcode_ctl off

・SELinux
chkconfig auditd off
chkconfig mcstrans off
chkconfig restorecond off

・ほか
chkconfig firstboot off
chkconfig atd off
chkconfig autofs off
chkconfig avahi-daemon off
chkconfig mdmonitor off
chkconfig yum-updatesd off

★アップデート
yum -y update
~すごく時間かかる。30分くらいか?~
reboot

他にもやったほうが良いことがあると思うが。。

LANに繋いで別のマシンのWebブラウザからアクセスすることで設定画面にいける
(基本、コンソール操作は無い。ALT+F9 でCLI切替、ALT+F1でメニューに戻る)
※うちの場合は 第4オクテット200